トッサ・デ・マールの一日
バルセロナからコスタ・ブラバのトッサ・デ・マールへ日帰り旅。中世の城壁の下の穏やかな浜、反対側の荒々しい海岸、日暮れまで崖に立つ松。

バルセロナに滞在していたある夏の日、友人たちと街を離れ、コスタ・ブラバを北上してトッサ・デ・マールを訪れた。選んだのは、美しく穏やかな町で、いい浜辺と城があるからだ。
穏やかな側
暑く晴れた夏の日で、湾の海は穏やかだった。砂浜にはパラソル、背後には緑の丘。赤、白、黄色のブイが浜に転がり、水際の砂の上にはスクーターがそのまま停めてある。
浜の端、古い村の中世の城壁と塔の下に、ホテル・カプ・ドールがある。テラスは赤いパラソルでいっぱいだ。そこに物語はない。ただ絵になるのだ。細い路地がそこへ下っていき、フレームの下には海とブイがある。
中世の村では、古い石造りの家に赤いバラが這い上がり、夕方の光がすべてを暖かく染める。
荒々しい側
湾から少し歩き出ると、すべてが変わる。反対側の海岸はかなり荒々しかった。松の枝の下、岩だらけの入り江に波が激しく砕ける。同じ日、同じ太陽なのに、まったく違う海だ。
崖の上では、松が岩から真っすぐ生え出て水の上に身を乗り出し、濃い青の海の上でアロエが赤い花を咲かせていた。日が傾くと松は金色に染まり、夕暮れには最も切り立った崖と傾いた松がひとつのシルエットになって海に浮かんだ。
撮影メモ
海岸の写真の多くは松の枝の後ろから撮り、木々に海を縁取らせている。町では細い路地が同じ役目を果たし、海はその突き当たりにだけ見える。
アルバムトッサ・デ・マールの思い出
実用的なヒント
- バルセロナからの日帰りで十分楽しめる。
- 夕方まで残ること。低い太陽が崖の松を金色に染め、古い村のバラが夕方の光に輝く。
- 両側を見ること。城壁の下の穏やかな湾と、反対側の荒々しい岩の入り江。